12月の果実展望♪

11月はやや気温高で天候の良い日も多く降水量は平年並み、12月も冬晴れの日が多くなりそうなものの、一気に寒さが増す予報です♪

入荷はミカンを中心に柑橘は紅まどんな・ネーブルオレンジ、そしてリンゴ、イチゴが中心となります。

ミカンは愛媛・神奈川中心に入荷が進み、玉肥大が良くMサイズが多くなりそうです。

リンゴは長野産を中心に「サンフジ」がピークを迎えます! 「王林」も潤沢♪

紅まどんなは例年以上のご注文を受けておりますが、しっかり準備できそう♪ネーブルオレンジもハウス物からスタートしております!

イチゴは各産地バラツキはあったものの、徐々に出揃い問題なく入荷しそうです!

給食で最も多く使用されるジャガイモ・玉ねぎの高騰から始まった本年。。
限られた予算内でのやり繰りは大変だった事と想像されます。
そんな中でもどうにか果物に予算を振り分けてご注文くださり有難うございました!

ラスト1ヶ月、しっかりと準備をして美味しい果物をお届け致します!

次郎は歯で食う♪

ご紹介が遅れてしまいましたが、今日は次郎柿についてです♪

柿のご注文をいただく際、大きく分けて「たねなし柿」と「甘柿」とに分けていただきます。

「たねなし柿」は渋柿から脱渋したもので、「刀根早生」「おけさ柿」「庄内柿」などの名前で出回ります。

一方「甘柿」は渋みの元であるタンニンが不水溶性であるため、舌でそれを感じにくく、脱渋の必要がない種類で、「富有柿」「次郎柿」などがそれに当たります。

通常、富有柿の方が流通量が多いため、そちらでご用意する事が多いのですが、今シーズンは皮の剥きやすさや運びやすさもあって、硬めを希望される声が多く、次郎柿をメインに集めさせていただきました♪

「次郎柿」は1844(弘化元)年に静岡県周智郡森町の松本治郎吉氏(1813-1887年)が太田川の河原で上流から流れてきた柿の幼木をみつけ、これを自宅の井戸端に植えたのが起源とされています。

1869(明治2)年に火事によって一度焼失しましたが、翌年その根元から新たに芽を出してきた木は以前以上に甘く美味しい実を付ける柿の木に育ち、現在でも静岡県の指定天然記念物として保存され現存しています。

「次郎柿」と「富有柿」は柿の代表品種として良く比較され、「富有はアゴで食い、次郎は歯で食う」と言われ、次郎柿は硬めで歯応えのある柿ということを表しています♪

糖度も17度くらいまで上がり、コリコリとした歯応えと上品な甘さが特徴です。
その歯触りを活かしてサラダなどに入れるのもオススメです♪

柿シーズンの終盤に今更?ってお話になってしまいましたが、次郎のご紹介でした!

紅まどんな!

今シーズンも大変多くのお問い合わせをいただいております、紅まどんな♪

いよいよスタートです!
本日が初荷で早速明日から納品が始まります!

40ケースほどのオーダーだったのですが、間際になって市場の担当さんから連絡があり、「なんせ初荷で人気なもんで、それだけの数量を確保できるか確約が取れません。。」と…

急いで各学校と連絡を取り、代替品について打ち合わせをし、ヒヤヒヤしながら当日を待ちました。

結果、無事オーダー通り確保でき、納品も滞りなく行えそうです!
あぁ 良かった!

来月ピークを迎える紅まどんな♪
1/2、1/4、1/6付で、ご注文お待ちしております!

1/2付ではやや大きめですが美味しいので子供達もペロリと平げるようです♪

サンフジ到着♪

耕藝夢羅さんからシナノスイートに続いてサンフジが入荷しました!

やっぱり美味しいっすね!

来月も沢山のご注文をいただいております!
週に2回、絶え間なく入荷予定ですのでお楽しみに〜

12月のお知らせ♪

毎日気持ちの良い秋晴れが続いております♪
今シーズンは台風などの大きな天災もなく、各果実とも順調に入荷が続いております!

「12月のお知らせ」

  • みかん(愛媛・神奈川)…早生種から普通種へと切り替わって、一番美味しい季節です!
  • リンゴ(長野)…こちらも最も美味しいと言われる品種、「サンふじ」へと切り替わり!
  • 紅まどんな(愛媛)…ここ数年、給食でも大人気♪お問い合わせも一番多い果実です♪1/4〜1/6付で オススメです!
  • ハウスネーブル(和歌山)…果肉のギュッと詰まったオレンジ、スタートです! こちらも1/4〜1/6付で♪
  • いちご(栃木)…いちごも始まります♪朝仕入れてそのままお届けします 12/19〜12/23は高値傾向かも。。。
  • 無農薬バナナ(ペルー)
  • レモン(愛媛・広島)

柑橘のバリエーションも少しずつ増えてきます!
紅まどんなは高糖度での仕上がりとの事で、私も楽しみ!
初荷は11/17ですが、ピークは12月中なので、このタイミングで是非♪

ご注文・お問い合わせ、お待ちしております!

県産DAY!

昨日はとある市で神奈川県産の食材のみで献立を作る、県産DAYでした♪
そんな日のデザートは神奈川県産ミカン!

7000粒のご注文でした♪
小田原のジョイファームさんにオーダーし、「500kgまでにして」と言われながらも無理言って600kgいただき、何とか無事に納めることが出来ました!

来週からはキウイフルーツの選果に入るため、ミカンの出荷は少し止まるとの事で、良いタイミングで出来ました♪良かった良かった

重たかった〜

話は変わって、お問い合わせの多い紅まどんな♪
今年の初荷は11/17に決まり、11/18から納品が可能となりました!
ピークは12月なのでまだまだご注文お待ちしております!

11月の果実展望♪

11月は晴れの日が多く、日を追うごとに気温は下がるものの平年並か高め、降水量は平年並みの予想♪

果実の中心はミカン・リンゴ・柿となります。

ミカンは近年にない良い仕上がりですが、収量は1〜2割減。。
相場も高めの展開が予想されます…
でも美味いっす!

リンゴは昨年のような大きな天候被害もなく、2割ほどの収量増の見込み!
相場も平年並みに戻り、シナノスイートからサンフジへと切り替わります♪

は種無し柿が上中旬をピークに奈良〜和歌山〜新潟と続き、甘柿は福岡・奈良から富有柿が始まります!

お問い合わせの多い紅マドンナは11/20頃からの入荷予定で、糖度の乗りも良さそうです♪お楽しみに!

各果実とも多少の問題は抱えながらも順調な仕上がり!
中でもミカンの仕上がりがとても良いです♪

11月も宜しくお願い致します!

シナノスイート到着♪

9月から巨峰とシャインマスカットでお世話になっていた信州耕藝夢羅(こうげいむら)さんから、シナノスイートが入荷しました!

シナノスイートは長野県の試験場にて「ふじ」と「津軽」を掛け合わせて出来た品種です。
昭和54年に種を蒔き、5年後に初結実したものの中から選抜を重ね、18年後の平成8年にようやく品種登録された苦労の子♪

長野県が生み出した子として、シナノゴールド・秋映と共に長野県の「リンゴ3兄弟」と呼ばれています。

形はやや細めの長円で、果汁が多いのでズッシリとした重量感が有ります♪
糖度は測ると15度ほどですが、酸味が穏やかなため、優しい甘みが前面に出てきます。

納品先からは早速好評で、嬉しい限り♪
入荷は2週間ほどと短いのでハマった学校さんはお楽しみに〜

来月からはいよいよ「サンふじ」へと切り替わります!

低農薬♪

昨今、耳障りの良さからか「低農薬」「減農薬」と言った言葉を良く耳にします。

何をもっての「低農薬」なのか「減農薬」なのか

この度そんな質問を受けました。

我々は自然と理解していたこの言葉。
言われてみればごもっともで、改めてお答えしました。

さて、その低農薬。
いわゆる一般栽培の農薬基準は各県・各作物ごとに決められており、基本的にはそれを基に低農薬や減農薬などと言うのですが、大切なのはどれだけ一般栽培と比べて削減しているかという点。

これから旬を迎えるミカンを例に取ると、弊社では3つの産地から主に仕入れております。

1.愛媛県 無茶々園
2.長崎県 長崎有機農業研究会(長有研)
3.神奈川県 ジョイファーム

各県における農薬の一般栽培基準は
愛媛県は18成分/年
長崎県は24成分/年
神奈川県は18成分/年です。

それに対して独自の基準は
無茶々園は6成分まで
長有研は9成分まで
ジョイファームは9成分まで。

それぞれ5〜7割減となります。

この「成分」とは有効成分のカウントで、1つの農薬でも有効成分が2つあれば1回の散布でも2カウントされます。

各々の基準に収まるように、各農家さんは自分の圃場の特性に合わせて調整をします。

できる限り農薬を使わないで済むよう、強い木を育てるために土づくりに拘り、病気に強い丈夫な実を付けさせる努力を重ねます。

年々自然環境が過酷になっていく中でやり通すことの大変さは想像に難く有りません。

そうして生き抜いて手元に届いたミカン、改めて大切にいただこうと思うのでした♪

良い荷だねぇ

弊社には配送車が4台あります♪
みんなで積み込みを手伝い合いながら、1台のトラックを見て「良い荷だねぇ」と呟きました。

時間の縛りもあるので、普段はなかなか満載にはならないのですが、今日は奥から手前までキッチリ埋まり、気持ちの良い眺め

3時間ほどで納品が終わり空っぽに♪

満載からの空荷もスッキリ気持ちの良いものです。

学校給食に旬の香りを