11月の果実展望♪

11月は晴れの日が多く、日を追うごとに気温は下がるものの平年並か高め、降水量は平年並みの予想♪

果実の中心はミカン・リンゴ・柿となります。

ミカンは近年にない良い仕上がりですが、収量は1〜2割減。。
相場も高めの展開が予想されます…
でも美味いっす!

リンゴは昨年のような大きな天候被害もなく、2割ほどの収量増の見込み!
相場も平年並みに戻り、シナノスイートからサンフジへと切り替わります♪

は種無し柿が上中旬をピークに奈良〜和歌山〜新潟と続き、甘柿は福岡・奈良から富有柿が始まります!

お問い合わせの多い紅マドンナは11/20頃からの入荷予定で、糖度の乗りも良さそうです♪お楽しみに!

各果実とも多少の問題は抱えながらも順調な仕上がり!
中でもミカンの仕上がりがとても良いです♪

11月も宜しくお願い致します!

シナノスイート到着♪

9月から巨峰とシャインマスカットでお世話になっていた信州耕藝夢羅(こうげいむら)さんから、シナノスイートが入荷しました!

シナノスイートは長野県の試験場にて「ふじ」と「津軽」を掛け合わせて出来た品種です。
昭和54年に種を蒔き、5年後に初結実したものの中から選抜を重ね、18年後の平成8年にようやく品種登録された苦労の子♪

長野県が生み出した子として、シナノゴールド・秋映と共に長野県の「リンゴ3兄弟」と呼ばれています。

形はやや細めの長円で、果汁が多いのでズッシリとした重量感が有ります♪
糖度は測ると15度ほどですが、酸味が穏やかなため、優しい甘みが前面に出てきます。

納品先からは早速好評で、嬉しい限り♪
入荷は2週間ほどと短いのでハマった学校さんはお楽しみに〜

来月からはいよいよ「サンふじ」へと切り替わります!

低農薬♪

昨今、耳障りの良さからか「低農薬」「減農薬」と言った言葉を良く耳にします。

何をもっての「低農薬」なのか「減農薬」なのか

この度そんな質問を受けました。

我々は自然と理解していたこの言葉。
言われてみればごもっともで、改めてお答えしました。

さて、その低農薬。
いわゆる一般栽培の農薬基準は各県・各作物ごとに決められており、基本的にはそれを基に低農薬や減農薬などと言うのですが、大切なのはどれだけ一般栽培と比べて削減しているかという点。

これから旬を迎えるミカンを例に取ると、弊社では3つの産地から主に仕入れております。

1.愛媛県 無茶々園
2.長崎県 長崎有機農業研究会(長有研)
3.神奈川県 ジョイファーム

各県における農薬の一般栽培基準は
愛媛県は18成分/年
長崎県は24成分/年
神奈川県は18成分/年です。

それに対して独自の基準は
無茶々園は6成分まで
長有研は9成分まで
ジョイファームは9成分まで。

それぞれ5〜7割減となります。

この「成分」とは有効成分のカウントで、1つの農薬でも有効成分が2つあれば1回の散布でも2カウントされます。

各々の基準に収まるように、各農家さんは自分の圃場の特性に合わせて調整をします。

できる限り農薬を使わないで済むよう、強い木を育てるために土づくりに拘り、病気に強い丈夫な実を付けさせる努力を重ねます。

年々自然環境が過酷になっていく中でやり通すことの大変さは想像に難く有りません。

そうして生き抜いて手元に届いたミカン、改めて大切にいただこうと思うのでした♪

良い荷だねぇ

弊社には配送車が4台あります♪
みんなで積み込みを手伝い合いながら、1台のトラックを見て「良い荷だねぇ」と呟きました。

時間の縛りもあるので、普段はなかなか満載にはならないのですが、今日は奥から手前までキッチリ埋まり、気持ちの良い眺め

3時間ほどで納品が終わり空っぽに♪

満載からの空荷もスッキリ気持ちの良いものです。

11月のお知らせ♪

人に会うたびに「寒いっすねぇ」と言葉を交わした昨日今日、お変わりありませんか?

明日からはまた気温も持ち直すみたいなので、しっかり対応していきましょう!

「11月のお知らせ」

  • みかん(愛媛・長崎・神奈川)…極早生から早生種へ! 更に味は乗って来ます!
  • リンゴ(長野)…シナノスイートからサンフジへ切り替わってまいります♪
  • シャインマスカット(長野)…中旬頃までやれそうです!
  • 柿(奈良・和歌山)…たねなし柿、富有柿など♪
  • アルプス乙女(長野)…1個付できる可愛い姫りんご
  • 紅まどんな(愛媛)…毎年大人気の柑橘♪1/4〜1/6付で 下旬から!
  • 無農薬バナナ
  • レモン

メインはみかんとリンゴでしょうか?
日に日に味も良くなってくるのでオススメです!

下旬からは人気の紅まどんなもスタート!

お問い合わせ・ご注文、お待ちしております!

平核無柿♪

10月に入り、柿がスタート!

まずは渋抜き柿である平核無柿から入荷開始です♪
文字通り種が無く、四角くて平たい柿です。

平核無柿(ひらたねなしがき)は原産が新潟県の柿で、明治時代に山形県鶴岡町の農家が新潟県の苗木商から仕入れた苗木に混じっていた、もともと種が出来ない変わった品種を育成したものが始まりとされています。

産地により名前が変わり、佐渡産は「おけさ柿」、山形産は「庄内柿」などと呼ばれます。

甘柿と渋柿の違いは渋みの元となるタンニンが水溶性か不水溶性かの違いで、渋柿に含まれるタンニンは水溶性のため、口の中で溶けて渋みを感じます。

産地でアルコールや炭酸ガスを使って、タンニンを不水溶性に変換することで脱渋され、出荷されます♪

中旬からは富有柿に代表される甘柿の入荷も始まります!